羽織り+ぼうし+改良服

高野山は厳寒期といっていい冷え込みです。わたしはたいてい改良服を着て過ごしていることが多いのですが、その上に必要な羽織りをことしは新調してみました。色は京むらさきの和装羽織りです。裏地は雲取りに菊という絵柄でベースはブラックです。これなら、いまわたしが持っている古代むらさきの改良服にもよく合うし、もちろん普段の黒の改良服にも合う。妙泉オリジナルでつくってもらった薄桃や薄緑のちりめん地の改良服にも合いそうです。

また、高野山の僧侶が頭にかぶったり肩にかけたりする「ぼうし」というものがあって、これもちりめんをはじめいろいろな生地があります。色は基本的には白や生成りが多いですが、わたしは女性僧侶ですから、少しカラーをいろいろと揃えているんです。

そして横笛の会代表ということで横笛のカラーの紅梅色などを持ってきたり、先ほどお話しましたオリジナルの薄桃や薄緑の改良服と同じ色でつくってもらったりしています。こうして「ぼうし」が好きで毎日のように使っているのですが、ぼうしとの組み合わせも羽織りの個性が引き立つように思えます。祈祷をしたり供養など法務のときは高野山真言宗で決まっている法衣を身に着けますが、旅や移動のとき、面会やちょっとした講話を行うときなどには女性僧侶ならではのささやかなおしゃれも楽しんでいます。