8月の行事につきまして(三石不動尊)

御施餓鬼の季節がやってきました。

きょうは、8月15日の政伊志不動尊御施餓鬼法要にむけて、経木を書きました。

この行事は令和2年から続けていますので、ことしは5回目を迎えます。

さいしょは方法もさまざまな方から聞いて、だんだんと三石不動尊ならではの施餓鬼会をつくりあげてきました。

信者さんそれぞれのご希望やご要望をお聞きして、お盆のご供養のための経木をつくっていく仕事をしていると、どんどん御魂さまが集まってきます。

朝から集中してこのしごとを行ってきたので、はかどりましたし、お盆へ向けての展望がたちました。

わたしのところは檀家ではなく信者さまとの対応が主です。

折々に連絡をいただき、ご祈祷やご供養やご相談をさせていただく信者さまは50組くらいあり、ご家族ご親族を含めると200人ほどになりますね。

お水をくみにくるだけの方や一回だけでも来られて記帳されている方々を含めたら、令和2年1月1日からは600人以上になります。

(宗教法人認証)豆知識

信者数について言及しましたので、そこから少し連想して宗教法人認証についてよく誤解されていることについて豆知識を書きますね。

和歌山県では、宗教法人となるためには200人の信者数は必要です。信者名簿を提出しなければならないのです。当時、500余人の信者名簿がありましたが、200でよいということで、近しい信者さまに手書きでつくってもらって県庁に提出しました。知らない人は、「宗教法人はすぐとれる」と言っている向きがありますが、そんなことはどこの都道府県でもあるはずはありません。その作業をおこなったことのない人が自分の価値判断と自分自身の信念体系の中で少し誤って認識されていることだと思います。さらに宗教団体から宗教法人にするためには決まった場所での、最低3年間の宗教活動実績が必要で、かつ開かれた礼拝施設が必要です。何度かの県庁からの視察があります。マンションの一室などでは自由な往来ができないため、通常は認可されません。

さて法務に戻ります。

経木を書いているとき、車屋さんが約束の時間に来られて、前の車を査定してくれました。廃車に近かったので、金額はつきませんでしたが、2年半の間、ほんとうにいろいろと私の足となってくれた車でした。ある信者さんからのご寄進でした。この車がなければ、いまの三石不動尊はないといっても過言ではないですね。移動の多い私にとってそれほどたくさんのしごとをしてくれた車でした。

経木をほぼ書き終わり、熊鷹社ののぼりを注文するため、橋本のまちの印刷やさんに行きました。伏見稲荷大社から分祀されたのであろう伊都の熊鷹大神です。

これからこちらの遷宮に向けて動き出すのですが、その前にできること、少しはげた部分を塗装するとかは自分たちでやれないかと考えています。さらに事前にのぼりを少し立てておこうと思い、印刷やさんに相談に乗っていただきました。

そのあとは母親としての仕事で、むすこが現在通っている高校にいって、三者面談に出席しました。

そしてそのあとも、部活の遠征に必要なものを購入するのにつきあいました。娘がラインで「おかあさんしているね!」と言います。いよいよ夏休みです。

政伊志不動尊御施餓鬼法要につきまして

令和6年は8月15日10時30分より執行いたします。

どなたさまもお申込みいただきます。経木は各家先祖代々菩提や気になるお方の戒名でも

ご回向させていただきます。一霊の志納は五千円です。

8月4日~14日は、個別の供養会をお申込みいただけます。こちらで御霊をお迎えし、15日の合同法要で送りになります。個別供養会は定額の供養料になります。

遠隔供養も対応いたします。はじめてのかたは、詳しくはお問合せください。

横笛の会からもお申込みいただけます。kukainoiki@gmail.com

法要のあとは参加者全員での手作りのおときがあります。

みなさまがくつろいだ時間をお過ごしいただくことが、ご先祖や仏さまのおよろこびになることなのです。

※三石不動尊