120座の神秘体験
修法の再開
嶽の弁才天さまから、ふたたび、修法を、ということだったので、10月13日から、すこし行事など現世の仕事で間があいていた、弁才天秘法の116座目から始めることにしました。
すると116座から120座の間に、不思議な浄化作用がおこり、前世の因縁がひとつ解かれたように確信しています。詳しくはDMMオンラインサロン 紀州高野山横笛の会 ライブラリのところにすでに記載していますので、ぜひそちらをお読みいただきたいのですが、ここでも概略のみ書いておきたいと思います。
修法は令和7年3月30日に開闢し、100座結願は8月31日となり、一つの区切りはつけています。しかしながら密教行者として自分にあった修法ということでゆるやかに続けてきました。108座目には三石不動尊・姫神社の入魂式に合致するなど、弁才天秘法の験は続いておりました。120座目にはなにが起こるかわかりませんでした。
令和7年13日、14日、15日でそれは起こりました。
わたしの中に長い間住んでいた一人の少年が、黒い部屋を出て、ふかふかのベッドに眠るようになり、さらに宝珠の少女との出会いで、わたしの高野山にある持仏間のご本尊、宇賀弁才天の宝剣になると決意してくれるというものでした。少女と少年は、前世で戦争が引き裂いており、田んぼのあぜ道を少年が少女を背負って夕日の中を歩くというビジョンをわたしは何度も見ておりました。そして、あぜ道のあるところまでくると少年はおんぶしていた少女をおろしてどこかへ行ってしまうというものでしたが、わたしはそれを特攻隊と合わせて感得していました。少年はなんとか生きてかえってきて、少女と再会したのです。
このビジョンの仏教的教訓は、一言でいえば愛着が高じて執着となり、それはよくないことですので、光の道に載せなおしたということなのです。執着は自分を苦しめることになることはもちろん、魂の光の道からそれてしまいます。それを正すにはしっかりと自分をみつめて、必要なら因縁を解いていくということをしなければなりません。これが祈祷といいますか、密教修法でできるのです。
密教修法を扱うには、正式な住職であるとか、正式な伝授をうけたとか、修する条件や資格がかかわってきますので、安易にネットや市販本などでたとえ行ったとしても、相応の効果が望めるものではありませんので注意してください。

写真は不動護摩祈祷。基本の護摩祈祷には健康息災の験があります。佐藤妙泉も護摩祈祷を専門のひとつにしておりますので、健康や病気平癒などの願いには遠隔祈祷でも対応し、アドバイスと護摩祈祷札を修法後にお送りします。budhgaya2023@gmail.com