立春以降

二極化する人間
節分祈祷がおわり、立春以降はよくいわれますが、がらりと変わってしまいましたね。
節分のあとは人間がきっぱりと二極化していくといわれているのです。
きょうは2月6日ですが、遠方の信者さまの祈祷札の梱包がすべておわりました。
あした一気に出しますね。
さて高野山はマイナス八度で雪。橋本市も雪がちらつき、立春とは名のみで、ほんとうに寒い冬ですね。
寒い暑いというほうではないのだけれど、こたえますね。
それと波動がたいへんたかまりましたから、全国的に雪模様になっているんです。
あたまのなかも冴え冴えして梱包しながらいろんなこと考えてしまいましたよ。
わりと朝早くはら法務につくんですが、あっというまに定時の16時になってしまって
たいてい17時くらいにはお寺を退出します。
世界の僧侶との交流
バングラディシュの僧侶の友人は、朝勤行のあと、すごく勉強しています。
本も書いたりする人なのですが、日本語がすごく上手になっています。
来年は、国際カンファレンスで会えたらと話しているところです。
たくさんの国の僧侶が集まるカンファレンスがインドであるのです。
日程があえば行きたいと思っています。とても楽しみ。
同じく、さいきんは、スリランカ人の僧侶とも親しく話すようになりました。
彼らはとても勉強熱心で見習いたいところです。
ことしで仏教の勉強を始めたときから10年です。
最初の2年間は大学院で学び、卒業してからは修行にはいりました。
4年目に伝法灌頂を受けてすぐに寺院の住職になったので、
そこからは事相ばかりでした。それが令和6年はすこし研究のほうにも時間をさけるようになり、
デリーでの「弘法大師と仏陀の瞑想について」という講演もさせてもらいました。
わたしは祈祷僧なので、やはりほとんどが事相となってしまい、教相のほうは意識してしないと
いけません。ここのところ正月と節分という信者さんんのためのご祈願が続いていましたので、
なかなか研究書をよむことができていません。
弁才天の修法
そうそう、節分祈祷のあいまに、「弁才天の修法を伝授してもらいなさい」というお声があったのです。
高野山大学同期の僧侶から伝授してもらえるのですが、彼は沖縄で拝んでいるのです。
気分転換に沖縄にいって、伝授してもらおうかなと考えています。近いうち。
やはりわたしは弁才天(サラスヴァティ)に一番ご縁があるのかもしれません。
やること、住職としてやらなきゃらないこと、自分のやりたいこととさまざまな段位でやりたいことがたくさんあるので、この時間が風のようにたってしまう今に立ちすくんでしまうときがあります。
それでも笑顔でまいりましょうか。