秋の一日in高野山

お申込みにより参拝に同行します

10月は16,17,18,20日と横笛の会の対応が続きます。

20日は十一面観音ご縁日ですので、一日、高野山横笛サロンにいます。

来月、11月20日は不在にしますので、縁日お休みとなります。

ほんじつの参拝同行は沖縄からの方々。いろいろお話を聞いていたら、

沖縄戦の犠牲者の方々もご一緒にこられていたことに気づき、

そこから覚鑁廟の御前での、短いけれど心をこめたご供養をご参加くださった方々とご一緒に祈りました。

そこからでも、わたしは例によって悲しい気持ちがじわじわと身体のなかに広がってゆきました。

みなさんもしんみりしておられます。

茶どころで、お接待のほうじ茶をいただきながら、奥の院は戦災、災害、その他さまざまな事由で

かけがえない命をおとされた方が眠る霊場なのですよ・・・

観光地という表面ももちろん高野山の顔ですが、じつはね、、、

と、移住以来の自分自身の経験を交えてお話させていただきました。

高野山 明神さんのおまつり

さて、今日は伽藍やまちなかでは、明神さまの秋祭りです。

みこしがにぎやかにまちを練り歩き、若い人たちが笑顔で活動しているのをみて

午後は一転、華やいだ気持ちになりました。

31日の香と瞑想&ヨーガワークショップの準備をサロンで行いながら、おまつりを見ていました。

看板講座「香と瞑想&ヨーガワークショップ」

何度か書いていますが、平成31年3月に作り上げて公開しました、横笛の会の看板講座「香と瞑想&ヨーガワークショップ」は、祈祷僧としてのわたしのいのりをこめた、信者さまへのおまもりとしても成長をとげ、いまやこのおまもりをご希望される方がたくさんいてくださるようになりました。

一品一品てづくりしていますので、御香のブレンドもそうですが、どれもが世界にひとつの護符おまもりです。

「護符」という言い方は、開発に協力してくださった高野山大師堂の社長さんが最初におっしゃったネーミングです。わたしは単に「かおりのおまもり」と言っていたのですが、社長さんが「おまもりというより護符やな」とおっしゃった言葉をよく覚えています。

それから私は「祈祷」という世界に本格的に入り、香の護符以外の護符もいろいろつくったり、護摩札とか、ほんとうにいろんなお札や護符をつくって頒布してきました。

香の護符おまもりは、ほかになく、かわいらしいものなので、女性やお子さんも希望してくださる方が多いです。そして、講座でも、外国人の方々も興味をもってつくりにきてくださる方が多いです。

横笛の会発会以来、いったい何個出しただろうか・・・

おまもり袋や結わい紐もいろいろ選んで、1000個以上は出したように思います。

麻袋、自然柄、暖色系、寒色系、タイで仕入れた布、インドで仕入れた布、水玉模様、ストライプ模様。

ほんとうにいろいろ・・・

みなさん1年間、たいせつにもってくださり、ぼろぼろになって、おたきあげにおもちいただいたり。

いろんな思いでがあります。明日も、沖縄から香の護符おまもりをつくりたい。とずっと言っていた方がこられます。