浄化、変化、お悩みの解決

痛みは浄化のはじまり

意外に思う人もいるかもしれませんが、浄化が起こるときには、痛みとしてあらわれることがあります。わたしたちはだれもが生きるときのクセというものをもっています。

それは長い時間にわたってこころがからだに及ぼしてきたものでありますので、年齢を重ねれば重ねるほどちょっとやそっとでは変わることがありません。

しかし、すべての魂は成長しようとするものなので、さらにまた、からだはバランスをとるものなので、さなぎが蝶に変化するように一気に変化する極点もあります。

一昨日の夜から腰の痛みがありました。

一晩眠った朝も痛みがあったのですが、いつものとおり、ご祈祷に入るときにはまったく痛くありません。夕方はすこしまた痛みが戻ってきて、朝まで不具合でした。

その日の昼頃、上半身に違和感がたちのぼり、つまり腰から上に痛みというか鈍痛が抜けていく感覚がありました。これぞ浄化です。

痛みとともに、重くるしいものが抜けていくというイメージです。

かたまりのようなものが外れていくので、一種、吐き出すような痛みになりますね。きもちの悪いものではなく、違和感が抜けていくという印象です。

ゆっくりと呼吸をいれていくと、しだいにずんずん上に違和感が移動する。

もちろん、そんなに頻繁にあることではありませんよ。

何が抜けていったのでしょうね~

でも、高野山に来る二年ほど前には

もっと著しい、頭長の百会から電気刺激のように火の玉のようなものが飛び出していくということがありました。

それに比べると穏やかな動きでしたが、確実に何かが変わった気持ちがいたしました。

お釈迦様の花まつり4月8日のことです。

悩みの正体と自然治癒力

こんなふうにしてからだが変わりますと、それまでもっていたお悩みも霧散していきます。

「なんであんなことで落ち込んでいたんだろう」ということにもなります。

しかし、そのときには真剣に悩むからこそ、浄化も起きるのであって、すべてが肯定されるものです。

だからたとえ病気になったとしても、その病気すら一度は肯定していかなければ次に進めないと思っています。病気もメッセージなので、それをかみしめることなく、すぐに科学的療法でとりのぞこうとすることがほとんどですね。

でも、人間にはもともと「自然治癒力」というものが存在しています。

こんかいわたしが味わったような浄化も自然治癒力ですよね。

毎月定期的にご祈祷を続けていただきますと、からだの中全体がやわらかくなってくるのです。

内部がです。

だから、塊のようなものができにくいともいえるでしょう。

そして、ご祈祷を毎月続けていると、神様がその人の生きるクセを知られ、いざというときにぐっとひきあげてくれる力が半端ではなくなると感じています。