最近思うこと 弔い方についてなど

最近本当に思うのは弔うと言う事が、この現代においてどのようになされていけばいいのかと言うこと。

従来の弔い方、少なくとも戦後からだんだんそれが普通とされてきた弔い方が今はどんどん否応なく崩れていって、その中には一切ご供養しないと言う選択肢も少なくない。

でもやはり供養と言うものはしたほうが良いのであって、もちろんお葬儀と言うことも、でも、私も今のあり方が良いとは思っていない。

供養で何が1番大切かと言うとやはり気持ちなのである。それがビジネスや偽りの儀式になり変わってしまっては浮かばれないと思う。私はそれが時々特性から見えてしまうので、自分のやっている仕事にほこりが持てないばかりか、わたしはこのままここにいて良いのであろうかと、自問自答してしまうことが多い。そんな中で自分の誠実さを忘れずに仕事をしていくことと、1番大事な事は何か問われると、やはり拝むことだと思う。

拝むと言うのは表面的にお経を唱えるとかそういうことではない。表面的なことばかりを先に捉えてしまうと、やはり昨今の動きのようにお葬式などいらない。お墓などいらないと言うことになってしまうのだ。多くの人をそのような気持ちに追い込んだ責任を業界に関わる方々は自覚しなければならない。宗教と言う事は、ほんとは、現世の人たちが自分たちの既得権益を重視して作り出すこととは違うのだから。