日本の「のりと」
わたしは復活の尼僧
敗戦により日本弱体化計画が施行されてから、80年。
令和7年は終戦後80年の節目です。
わたしは日本女性として、日本の女性僧侶として、令和7年はとくに、日本ならではのものを数えていきたいと思っています。
わたしは日常的に着用しているのは「和服」。僧服だから、純然たる和服というわけではないかもしれませんが、リラックスするときにはゆかたやデイリー着物も用います。
神様を拝むときは、袴も着用します。
お経は漢文で書かれていますが、わたしは神仏習合の祈祷師ですので、日本の祝詞がいつもそばにあります。
祝詞と、短歌や俳句も和語ならではですね。端的に情景を伝えるこれらの文学手法も見直してみたいです。短歌はそのまま祝詞になっていることもありますよ。
神域への日本弱体化計画は、麻の栽培を禁止する(麻製品はたぐいまれな祓い浄め)、清酒を醸すことを禁止する(自家製酒づくりで土壌にもよい菌が育ちます)、自然の塩より人工の塩を(自然塩はいくらとっても身体にいいという真実)、湧き水を枯らす(水は生命の源)と、いうようなことで、これはかなり祓い浄めへのダメージです。
それでも神社をすべて廃止するという話もあったくらいですので、そうならなくてよかったです。
日本人の粘り強さを支えていたこれらのマテリアルですが、湧き水は私のところにあります。湧き水をたいせつに、いにしえの日本人の精神をさがし復活できたらいいな。そんなふうに思っています。