年末の三石不動尊
風邪の効用
たいへん調子がよいと思っていたら足をすくわれたように、23日夕方から風邪をひいてしまいました。
予約も伸ばしていただいたりして養生しましたが、結局27日までお休みさせていただくことに。
27日は年末の大掃除でしたが、信徒さんたちで協力して行ってくださったようです。
ほんとうにあたたかな思いがいたします。
ありがとうございました。
お寺はがんらい信者さまのものですので、ありがたくわたしは明日からの終い不動に備えさせていただきました。
なじみの仏具屋さんまで参加いただいたようで、密壇も磨いてくださったようです。
風邪がとおりぬけることで身体がやわらかくなったような気がします。
ふだんは
かんがえるより先に行動しているというような私ですから、じっと休んでいるときは、まあほんとうにしんどいときは眠っていましたけれど、回復の兆しのおりには動きたくて仕方がなくなります。
27日もみなさんのところに行こうかと思い立ちましたがぐっとこらえた次第です。
一年のしめくくりの時期なので、あれこれと法務の反芻・反省をします。
ときどきおののいたり、これからのことに不安を感じたりもするんです。
それでも最終的には経文や祝詞を自然に唱えていて、
ゆるやかにまもられていくだろうと思って落着します。
入っている予約をこなすだけで精一杯な現在、あたらしい依頼も入ってきて、これは、ゆっくりゆったりと心持しながらも、少しずつ取り組んでいくことにより、さらに間口が広がっていくというようなことを思います。
ご祈祷は理解と共感がすべてだと思っています。
外さなけれがならないもの、上げなければならないものと心をひとつにして理解して共感することにより、安心して離れていってくれるからです。
それに少し失敗しますと、身体にのこり不協和音となります。
来年からは、現在のような加持祈祷はお申込みがある限り行っていきますが、大きな意味では世界平和のために祈るということを大前提としたいと思います。
世界平和とは、一人ひとりがしあわせであることで、アプローチを逆にします。
あまりに個別祈祷のよさに偏りすぎると、逆に欲を成長させてしまうことがあるからです。
そのような失敗も多々してきました。
そして自分自身がもっと自信をもって力をアップしていくべく、進んでいかなければ。そのためには変えなければならないことがいくつかあります。
ひとつひとつ吟味して、道をたがうことのないよう進んでいかなければなりません。
時間は限られています。だれしもそうです。一期一会のご祈祷ということを知っていていただけたら幸いです。
こうして文章をかけること。
食事ができること。
そんなことも体力がなければできません。
健康息災はなによりのベースになります。