女性住職として生きる ふたたび(新)

以前、すすめられて記した、女性住職としてのキャリアプランがありますが、そのときから1年半が過ぎたので、いまいちど、考えてみたいと思います。

わたしはいずれ、外国と日本を行き来して宗教活動を行いたいと思っています。

三石不動尊

わたしの宗教活動のベクトルはいま三つできています。

立場は祖師を弘法大師とする高野山真言宗の僧侶。それも数少ない尼僧住職という責務を祖師からいただいています。それにおいては使命感もすこしはもっています。いままでどおり誠実に真摯にしごとをしていきます。三石不動尊は神仏習合色濃いお寺であり、さいきんは神の顕現が著しく、日本の古神道の神はたいへんお強いことがわかったので、しばらくはこちらのお仕えで精一杯になるでしょう。

三石不動尊という大師直属のお寺を預かっているから、このお寺を維持して広めるということは、現在の最大の責務となっています。

紀州高野山横笛の会

もう一つは高野山で以前より行っている、紀州高野山横笛の会(このサイトですね)の活動、これも総務省から高野町へ、そして私が請け負った事業を発展させたものであり、わたしの高野山での原点でもあり、継続させることが大切です。なかでも大日如来さま直伝の看板講座「香と瞑想&ヨーガワークショップ」は海外も含めて広くお伝えしていくつもりです。

そして三つめは、令和5年12月に若いときからの念願のインドを訪れて生まれた、国際的な視野で活動をしていこうというものがあります。

海外での活動

マハーボディ寺院で35か国が集まった世界祈祷会に参加したときの感動は生涯忘れません。世界が一つになるため真の平和をつなぐための一石になりたいと思っています。

日本で拝むことを中心に据えながら、将来的には海外でも活動を行っていきたいと思います。

弟子をしっかり育てて、日本での留守を預かっていただくようにします。

そのためには

50代…現在の活動、将来的な活動への基礎づくり基盤づくり

60代…お弟子さんが一人前になってまかせられるようになっている

海外でのひとつの拠点が決まり、そちらでの活動も重みをもっている

70代…日本と海外の拠点を行き来して活動している

80代…このために生まれてきたと思えるようなできごとがある

90代…どこにいてもなにをしていても祈りそのものであることができている

3つの方向性の展望をしっかりもって、総合的な土台を強く堅固なものにしていけるように思えています。引き続き応援よろしくお願いします。

※写真は撮影許可のもの