令和7年11月護摩

みなさまから依頼の、厄除祈祷、病気平癒、霊符祈祷、戦没者慰霊など、たくさんのことを祈祷させていただきました。12月に佐賀で予定されている、香の護符の材料も祈祷しました。

護摩祈祷中は2時間以上かかっているので、その間には本当にいろいろなことを考えていたり、いろいろなことをご神仏から教わったりしているんだけれども、言葉にできないことが多い。そして明らかに自分が試されているんだなぁと言う場面もある。落ち着いて進んでいかなければうまくいかないので平常心で行うことがまず1つ大切なことである。しかしながら思うようにいかないことが続いていくとやはり焦ってくる。それは自分のペースで進むと言うことではなくて、御神仏のおっしゃる通りにすると言うことに立ち戻る。しかしもちろん行者のペースを狂ってしまえば、元も子もないわけで、そのバランスが重要になってくる。最後には、全て自分を明け渡して祈願すると言うことになってくるので、その時になったら、大きくご神仏もお姿を表してくださるのである。だから、本尊段の3段目からが本番と言う事は、そのような意味がある。1段目と2段目は大体試されている段階である。( 11月26日)