三石不動尊に姫神社をお祀り

弘法大師旧跡三石不動尊に、姫神社の入魂が終わりました。

70年間、境内に座しておられた熊鷹社を修繕にお出ししたとき

そのうしろに祓四姫神さまを中心にさまざまな尊格がおわすことに気づき

仏具屋さんとご相談して、熊鷹社とは別に、新しいお社を姫神さまの専用の小社として新しく

おまつりさせていただきました。

この姫神社のご利益は、祓い浄めはもちろんです。

さらに女性たちが抑えていることさえわからない、さまざまなのみこんできた思いをそのまま

受け取ってくださるというほかにない神様なのです。

そして、神様は非常に速い速度と力でその思いを反転してくださるので

お参りなさった方はすぐに笑顔となり帰られるころには別人となっています。

これはほんとうに、とくに半年後、お社が完全に場に根付いたときには

はっきりとご利益がわかると思います。

私自身も僧侶の男社会のなかで、まれな女性住職として6年間仕事をさせていただいて

きました。

少数派なのでいえないことや思い切って発言したとしても「無」に帰されてしまうことなど

本当に多いです。

そうこうしているうちにあきらめてなにも言わないことも多くなってしまいます。

しかしこれからはそれではあまりよくないと思っています。

そんな私も姫神社に手を合わせることで勇気をいただく形になるのです。

令和7年9月28日の入魂式には近しい信者さまがお集まりでしたがこれからはもっと

必要な方々におまいりいただけたらと思っています。

このお社は本堂の隣のお部屋、つまり室内におまつりしましたので

ご予約のうえお参りいただくことになります。

もちろん外からでも手を合わせていただくことができますが、基本的に姫神社は

非公開とさせていただいていますので、ぜひ預けたい思いがあられる方はおまいりください。

とてもかわいい素敵なお社が完成しています。

熊鷹社も美しくなって戻ってきており、両部の神様のような感じがしています。

お社は、お写真も申し訳ありませんが、非出としています。

おまいりなさる方のためのお社となります。