ネパール最大のヒンドゥー寺院

パシュパティナート(令和6年11月7日午後)

シヴァリンガをご本尊とするヒンドゥー教のネパール最大の寺院です。

ここでは亡くなった方のご遺体もそのまま自然な形で火葬にしているところにいきあいました。

わらなども使って高い温度で焼き、そのまま河に流すのだそうです。

親類や友人らしき方々がご遺体が焼かれるのをときどきおしゃべりをしながらじっと見つめておられました。

シヴァの聖地ではありますが、ときには仏法に関連する儀式も執り行うようです。

ナーローの六法

また、チベット密教の行者、ナーローの六法で知られる、ナーローパ、ティローパが修行をした洞窟跡があります。彼らはカギュ派の行者ですが、カギュ派から教えを受けたツォンカパがゲルク派にも取り入れてたことで、ゲルク派でも伝えられています。

その洞窟跡の近くには川があり、さらに岸壁があって、たいへん驚いたことに、三石不動瀧によく似た形状でした。

仏陀が来たことがあるとの伝承があるそうです。三石では弘法大師のご修行の御瀧です。これも仏陀と弘法大師の伝承が似ていることのひとつに数えられそうです。

それにしても、ヒンドゥー教の聖地に、チベット密教のものが残されているとは興味深いものです。

ただし、洞窟跡は荒れた観光地のようになっていて、あまりメインの場所ではないように、あえてなのかな?なっているように感じましたね。

こちらも強い強い波動の場所でした。