ネパール巡礼 サンク(シャンク)~カドガヨーギニーのお寺~

令和6年11月7日

カトマンドゥから東北へ田園地帯を抜けて、古いまちなみや祭祀が残ったまち、サンク(シャンク)。さらに山を登ったところに、カドカヨーギニーのお寺がありました。もちろん建て替えられてはいるのでしょうが、創建は8世紀ということです。

寺院までの山の上りにある数々の小さな仏塔はたいへん古いもののようです。

もともと古い時代の仏塔がたくさん集まっているところに、8世紀にお寺が建てられたのかもしれません。聖地とはそういうものでしょう。

のぼりきるとお寺があり、ちょうど護摩祈祷を修されるところでした。

よいところに来たものです。

境内は広く、建物の浮彫もさまざまなものがあります。

本堂の中もとてもきれいで、お供えもののフルーツをいただいたり、境内で販売しているヴァジュラヨーギニーの念持仏を購入したりしました。

「カドガ」は剣を意味します。それは力がつき、人間の開花の象徴となっています。

ヨーギニー女神は智慧の女神です。無知を退け、この世の愛着の束縛からの解放を妨げる敵を調伏します。