『いつかどこかで』

8ページの冊子『いつかどこかで  10年の拝みの記録』の編集が佳境です。年明けには完成して皆様にお届けできます。どうぞお楽しみにしていて下さい。高野山移住10年目に入った頃。弁才天を拝み切る、何らかの出版物を発行する、戦没者供養の慰霊祭を、女性信者さんたちの出仕で執行する、さらに供養塔を建立すると言う3つの目標を立てましたが、これで全てのお約束を守ることができました。

真言僧は、 100%信じ言い切ることで現実を作ることができます。私は最近それをさらに信者さんとのやりとりの中に置いても実感しています。ある信者さんが、自分自身の願いを配偶者にも一緒に共有してほしいと言うことをおっしゃいましたので、その希望を本人に伝えてもいいですかと言うから言わなくてもそうなりますとお伝えしました。そうすると次の日にメールが来てそうなったということで、彼女は涙が出たと言うことでした。

また、別な方がお電話で相談されたときに、私は自分の言葉ではなく、御神仏の言葉で即答していました。本当ならそんな事は言わないはず言えないはずなのに100%の確信を持ってお伝えしていました。そうすると相手は大変喜んでくださいました。こんなことが最近は続いています。本当にこの10年を振り返った時、時々、この道でよかったのだろうかと思うのですが、きっと良かったのです。そして何が良かったかと具体的に1つ挙げるとすると私と息子で10年間生きてこられたことそれにつきます。

息子は8歳から18歳になりましたよ。弘法大師のお見守りのもとで。それしか、やっぱり理由が考えられないのです。