清貧という初心を忘れずに
早朝は師匠のお寺にごあいさつに行き、ほんじつは思い立って、岸和田市の久米田寺(明王院)と泉佐野市の鉄火山道場におまいりに行ってから、夕方、岩出の信者さん宅で拝んで帰ってきました。
久米田寺では、戦没者供養のお堂があり、そこは遺族会が管理されている、めったに開かない場所らしいのですが、管理人の方がすすんであけてくださり、すばらしいお釈迦さまにお会いすることができました。久米田寺は行基菩薩の開基。
明王院のご住職さまとはダライ・ラマ法王の法縁でお知り合いになり、かねてからご住職さまと奥様からもお誘いをいただいていたのが、9月30日に実現したということになります。一大伽藍のすばらしいお寺さんでした。
鉄火山道場は、かつらぎ修験日本遺産の立役者のひとり、なますや先生の神仏習合祈祷の拠点になります。こちらは三度目のおまいり。神仏習合についていろいろご教示いただいています。
大阪泉南のほうというのは、古刹も多く、ご神仏の霊験のある場所がわりとあって、感じるところ大です。
信者さまも増えて、毎日いろんな方々とご一緒に拝ませていただけるようになった昨今、ともすればいそがしさにまきこまれて、初心を忘れてしまいがちだけれど、誠心誠意、信者さまのしあわせをねがうということを肝に銘じていきたいと思います。
仏道の道には罠があちこちに仕掛けられています。
罠にはおいしいものや高価なもの、みばえのよいものが埋め込まれていますよ。
仏道は清貧をゆくもの。
6年前のお坊さんになったころの自分自身には、なにもなかったけど、そんなお坊さんの修行をするための資質のようなものはおのずからたくさんもっていました。(持戒)
すこし安定するとは、罠にかかりやすくなっているともいえます。
持ち前の自分らしさを忘れずに進みたい。
今日はそんなことを何度か思いました。
10月からもがんばっていきましょう。
よろしくお願いいたします。
10月予定
1日 嶽弁天定例修行(高野山)
5日 午後〜御護摩予定(三石)
9日 知己の三回忌法要(三石)
11日 屋敷祓い(橋本市内)
18日 観音様弁天様ご縁日
20日 十一面観音ご縁日(高野山)
21日 京都
27〜28日 お不動さまご縁日(三石)
縁日祈願、どこかで御瀧水行
29日 団体様対応(三石)
31日 団体様対応(高野山)
※3.4.6.12.13.15は午前午後予約済です。
ほか、あいている日にちはご予約可能です。