ある10月初旬の三日間
- 9日 定例御瀧での水行
みなさんお元気でお過ごしですか?
本日は10月9日。
10月の御瀧での水行を行いました。
水量は多くないですが、30分ほど御瀧の座壺に
座って読経を行います。
もう気温が高くないので、すこし寒かったです。
御瀧は三石不動尊のご神体です。
さて、廃寺を復興していたときには、もう100%
ご神仏に引っ張られていく生活だったのですが、
現在はやや自分自身を取り戻しています。
すべての信者さま、横笛の会会員さまの
ご健康を祈って瀧行を行いました。
- 7日 お導きにて熊鷹社参拝(伏見稲荷)
自分自身をとりもどしている、といいましたが
しかし、10月7日にもまた不思議なことがありました。
京都の信者さまの四十九日法要があったので、
朝から京都市に行きました。
昼頃終了して、わたしの母は京都にすんでいるので
母の顔を見て帰ろうか、それとも鴨社におまいりしようか
と考えているうち、すこし道に迷ってしまいましたので
奈良経由の慣れた道で橋本市まで帰ろうと思いました。
そうこうするうち、「伏見稲荷大社」への
道を走っていました。
三石不動尊の境内には、伏見稲荷から分霊されたと考えられる
熊鷹大神社があります。
毎月、東寺におまいりしているのに、伏見稲荷社には
ごぶさたしていました。
それで熊鷹さんが「たまにはこいよ~」とおっしゃったのだと
わかりました。
この日は、講員さんのおまつりが盛大に催されていて
とてもにぎやかな参道を熊鷹さんまで上りました。
熊鷹社では、翁面のようなビジョンがありました。
読経のあと、こだまヶ池のほとりにすこし佇んで、
こころを落ち着かせて帰路につきました。
- 8日
翌日は高野山ともかかわりの深い弁天宗の秋期大祭に
お招きいただき、出席してきました。
弁天宗の宗祖・智弁尊女の霊験は、いつ聞いても
どこか身近に感じます。
仏神のありありとした面影とご指示を感じとる日々は
私も同じだからです。
久しぶりに現・管長さまともお出会いし、
近況報告ができました。
三石不動尊は全燿師の時代から、弁天宗とのかかわりが
あるのです。全燿師が明治15年生まれですので、
智弁尊女よりひとまわりほど年上になります。
大祭のあとは、雨が降ってきていましたが、
すぐに高野山に戻り、広島からおこしのご家族と
一緒に伽藍参拝を行いました。
雨の中でも、これは仏さまへの洒水で
喜んでもらえるめぐみの雨、たのしんでいただけたかと
思います。ミニ法要の形でご先祖供養も行いました。
10月7日~9日の三日間も、こんなふうにあっという間に
過ぎました。
私の法務の実際はまだ計画的というよりむしろ、
仏神がお決めになった道を懸命にたどっている形です。
12月には激動の令和5年のしめくくりとして
重要な旅を計画しています。準備が肝要です。
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