五輪塔開眼供養


ちょっと悲しかったことがあります。正直に書きます。11時に五輪塔の開眼式と
近しい信者様にはアナウンスしていたのですが、やはり皆さん自分の参りたい時間に参る人が多く、特に朝が集中しますので、その対応をしていましたら、11時の準備がギリギリとなってしまいました。そしてその10分前にお参りなさった方は五輪塔のことを私がお話しするのも聞かずに自分のルーティーンでお参りすると言ってスタスタと境内を歩いていかれました。まぁ仕方ないなと思って自分の仕事に戻っていると住職なんでおらんようになったんやと言って後で言うんですよ。それでもう聞かないからいいですよ、と言うふうに言ったら逆に気を悪くされたようになりました。
ここは一応、お寺の境内であり私は住職です。ちょっと考えてみて欲しいのですが、もし男性の住職が声をかけていたら、この方はこのような対応をしたでしょうか。また、自分は自分のペースでお参りすると言うような、このような態度が普通になっていくと、ご縁日の開門もどうするかと言うことになってくるし、また例えば、やはり今、常時開門せず入場料を課するお寺が増えていると言うことがありますが、そんなような事情も仕方ないなと言うふうになるかもしれません。皆様が一人一人が良し悪しにかかわらずご自身の行動について振り返っていただけるとありがたいと思いました。あるいはもう住職の話も聞く必要もなくてそれぞれ自分のペースでと言う、それが普通なのであれば、住職は要らないかもしれません。
結局、11時の五輪塔前で行われた法要に参列されたのは7人でした。一方、ご自由にお参りされた方は10人以上おられました。
それでもお参りなさる方があると言うことで感謝と言うことも1つ思っております。しかしながら、中立な感じで、また寺院の住職として1つ提言をした次第であります。
午後は紅葉を見に福祉施設の方々がこられて賑やかに過ごされていました。私はこのような公園のように境内を使っていただくことを推奨していますが、それと同様、せっかくお参りに来られたのなら、やはり住職の話も真剣に聞いてほしいと思います。皆様はどう思われますか?