休養を大事に

週末がハードだとやっぱり月曜日はお休みになると体力が回復します。今日11月11日は少しだけお昼寝をすることができて、その後ビデオ会議がありましたけれど、ゆっくりと夕食も作ることができて心身の回復に当てさせていただくことができました。明日はまた病気平癒祈祷等があるので、体調を整えて行かなければならず何とか大丈夫そうです。

お坊さんとしてはまだまだ若いでしょうけれど、私ももう来年は55で秘数で言いますと、いろいろな意味で大きく変わると言う時期が来ています。

つぎの

1月には、去年のデリーのインド国際センターでの講演に続いてボーパールと言うところで講演をさせていただく予定になっています。最初はいろいろな国の僧侶が話していくカンファレンス形式だと思っていたのですが、平和式典での最初の講演ということで、これはやっぱり初めてのことだなぁと思って、内容についていろいろ考えているところです。

ところで、いろいろとやるべき事はあるのですが、大きな動きで言うとやっぱり私は一つ一つ大切なものも含めて捨てていっている過程に入っているように思えるのです。以前だったら絶対にこれはやりたい。これは手に入れたいと思っていたこと。でもその時だけではなく、流れの中で物事を見れるようになったのでしょうか?

これは今はやったほうがいいかもしれないけど、長い目で見たら必要ないかもしれないということがわかってきて取捨選択ができているように思われます。本当に絶対に必要なものなんて固定して絶対的にあるでしょうか。

私はそうは思いません。分断や疲弊ではなく、分かち合い譲り合いに心をシフトしていくと、必要なものがおのずと循環して生かされてくるように思われます。でも、それは多分修行をしてきたから、してこれたから、わかったことなのかもしれません。

インドで、次はどんなことをお話ししようか。

去年は弘法大師とお釈迦様の瞑想の共通点についてなどをお話ししたんです。今年は学術的な感じではなく、一般的にも開かれた平和とか、地球をみんなで大切にしていかなければいけないこととか、仏教での交流の可能性とか、私自身が女性住職として日本でどのような活動をしているかとか、僧侶になるまでにはどんな仕事をしてきたのかとかそしてそれが今にどんなふうにつながっているかとか、そんなことを含めてお話しできれば良いのかもしれません。有難いことです。