令和7年弁才天秘法は123座で結願としました。

10月18日結願

高野山10年の感謝としてご縁の深い嶽の弁才天さまに捧げるため3月30日より厳修してきました弁才天秘法は、10月18日(嶽の弁才天さまのおまつりの日)で124座を迎え、今年のこの修行はここでひとまず終止符を打つことといたしました。

流れとしては、10月13日に嶽弁才天さまのお声で「再び修しなさい」とあり、13日に116座目、14日には117、118,119座を行じ、神秘体験が得られました。

続いて15日には120座目(これは信者さんの病気平癒の遠隔祈祷となりました)、16日には121,122,123座目となり、深い祈りに入りました。さらに、前述した近しい信者さんの病気平癒を祈ったのが最終の座でした。彼女は、このあと、わたしと出会わなかったらもうこのよにいなかったかもしれない」とまで言ってくださり、わたしは弁才天さまやお不動さまに深く感謝しました。

行は続くと思っていたのに神秘体験と深いいのりに入ることのできた123座目で終了となりました。

翌日は弁才天さまのおまつりで一年の区切りの日。終了も弁才天さまがお決めになられたのです。

18日には、弁才天法をしようとしましたら供養の内護摩を行じることとなり、さらに「明日は霊的に重要な日になる」とのお声。つまりこの日が結願日となりました。

そして、19日の朝、浮かび上がってきたのが「八千枚護摩」でした。ここではっきりと切り替えがおきたことがわかりました。

約半年の間、親しんできた弁才天さまの法は、わたしにとってとても合っていて、楽しくて、ずっと続けさせてもらいました。100座の目標をこえて、さらに何座まで進むだろうかと思っていました。123座でした。感無量です。そしてすこし寂しいです。

水から火へ

わたしは昨日、19日ですが、水が火に切り替わったことを肌で感じて、インスタグラムでふだんはしないお話をしたのでした。内容は「大丈夫」「生かされている」ということを話しました。

これは弁才天さまのお声をそのままお伝えしたと思っています。

だから、弁才天さまがいまから水から火よとおっしゃったことで、わたしは長い間の宿願である「八千枚護摩」へのチャレンジを具体的に進めていかなければならないのだと深くわかりました。

終わりのときはほんとうにふりかえればいろいろありました。

車のパンクや不具合はかつて四度加行にはいるとき、大きな催しを終えた後などに経験しています。

じつは、123座を終えた翌朝の17日、高野町から九度山に下る道で車がパンクしてしまい、レッカーに来てもらうということがあったのです。「なにかの転機やな」とわたしは思いました。

しかしことしの弁才天法が終わるということも、そこでもまだ気づいていませんでした。

八千枚護摩へ

弁才天さまも少しあきれられたのでしょう。18日のおまつりの日に「明日は霊的に重要な日になる」そして翌朝19日に「八千枚護摩」と具体的に指示してくださったことで、わたしはようやく自分でひとつの行が終わったという感じを受けました。

これから懸案の八千枚護摩への準備に向かうことになり、いよいよたいへんです。

まさに水から火へ。弁才天さまは見守ってくださる段に入り、お不動さまが前に出てこられます。

行じる場所は三石不動尊の護摩堂です。

真言密教とはかくも、しみじみ興味深いものです。感謝合掌

弁才天秘法の厳修を見守ってくだったすべての方々に御礼申し上げます。

また、つぎの八千枚護摩へのチャレンジも応援よろしくお願いします。