ライフワークのひとつに…?

昨年令和5年の10月にパスポートを取得してからというもの、「これからの人生ではこれをよく使うようになる」とことばがあり、そのとおりに、令和6年12月までにすでに3回使っています。

令和5年はおもに、インドのブッダガヤで活動しました。12月23日にマハーボーディで開かれた世界祈祷会に参加させていただいたことがいつまでも輝いています。

そのときタイ・バンコクにも寄ったのですが、令和6年3月にふたたびバンコクを訪れて拝みこみを行いました。

そして令和6年の海外活動として11月5日出国~20日帰国までの2週間、タイ、ネパール、インドでの活動を終えて戻ってきました。

令和6年は「祈祷僧としての研鑽」「インドデリーでの講演活動」「ネパールで女神信仰のフィールドワークをする」という3つの柱を掲げていました。

帰国して溜まっていた法務をなんとか終えて、少しずつ旅についてまとめることができています。

思うことは、このような海外活動は、一年に一度のおたのしみということを超えて、わたしのライフワークのひとつになりうるかどうかということ。

日本でのお寺の住職としての役割とどのようにして両立しうるかということ。

紀州高野山横笛の会は、わたし個人の活動だから、こちらで海外活動をあてはめていくのは無理がないけれど、お寺の住職としての立場との両立は、それほど容易なことではないでしょう。現に海外に行っているときは、法務を断って、「帰ってきてからお願いします」という形で行っているのだから。信者さんにも仏さんにも待っていただいたていることになります。

それでも学問的追究をいっぽうでしていきたいという気持ちは強いです。

事相も教相も大事です。私の宗教活動がうまくまわっていくには、どちらが欠けてもうまくいかない。

それもこれから仏神のいざないがあるでしょう。