令和6年9月お不動さまご縁日
今月もがんばりました。お不動さまご縁日。
27日 そうじ、前行(お不動さま、熊鷹さま)
地域の総代さんが旬の柿を山ほどもってきてくださる。前行が終わったら、わたしの分には、皮をむいてすぐ食べれるようにしてくださっていた。感激。
「熊鷹さん拝んでからいただきます」といって祝詞を念入りにあげてから、柿をいただく。甘くておいしい。
そうこうしていると、お花屋さんが。9月はいつもいけてくださるまりさんが検査入院から出たばかりなので、お休みされたので、供花を一対頼んだのだった。
いつものより少し小さめのを頼んだら、個性的な感じのが届いて、「いつもはいれない変わった花をいれました」と担当さん。まだ開花してない花もあってたのしみ。大きなフラワーアレンジメント。
仏さんもお喜びだった。
夕方から、和歌山宗務支所内のお通夜があり、参列した。97歳。ほかのおおぜいのお坊さんとご一緒に読経したのは久しぶりで声がそろっていて大きな読経だったことにちょっと感動した。「和歌山宗務支所のパワーはすごい」と思ってしまった・・・
どうじに、故人のいきざまがそのようにしたのだなと感慨深かった。喪主さまとお話するきかいがあったが、昭和3年生まれのお母堂だということだった。
お寺にかえったが深夜までなんだか眠れなかった。2時頃からすこし眠れて6時頃起床した。7時に開門。朝勤行が終わると、次々とおまいりの方がいらした。
ちょっと今回行った祈願内容を記録しておこう。
・息子さんの手術成功
・息子さんの試験合格
・家内安全
・五穀豊穣、健康祈願
・前住職のおまいり
・お礼まいり(御瀧参拝)
・亡き妻さんのご供養と健康祈願
・祓い浄めと商売繁盛
・商売繁盛、スポーツ技術向上
・お礼まいり
・家祓いの相談と初おまいり
すべておわると総代さんがまた来られて栗ご飯を差し入れしてくださいました。また感激。ありがとうございます。
すべて終わると18時を過ぎていた。
日が少し短くなって薄暗い。高野山の部屋に戻ると19時を過ぎていた。わたしの得意のひとつである土地の祓い浄めのしごとが来月は入りそうだ。たくさん神様がおわすというので、慎重に行わなければならない。
どんな方でもおまいりされたら対応するとは思ってはいますが、信心のない方、仏道を理解しようとしない方は、やはり難しいときがあります。無理にご供養やご祈祷を行っても効果がでないばかりか、表出していなかったカルマを呼び起こしてしまうことがありますので、御断りすることもあります。でもそれは決して区別をしているわけではありません。それぞれの段階があります。冷たいところに慈悲は宿ることを忘れないでください。お不動さまはとても慈悲深いけれども厳しい側面をおもちです。厳しさがなければ救いもないことを私たちは覚えておくべきでしょう。
今月もありがとうございました。
ぶじ拝ませていただけたことに心から感謝を申し上げます。
ありがたくて、なんだか、ちょっとせつない。